インタビュー①:「企業でのエコ活動の実践例または取組み状況、予定などをきかせてください」
バイオマス(木粉などを用いた)を原料とするプラスチック材料、難燃・導電性機能材料の開発。次ぎにポリアセタール樹脂を基材とする新しい繊維、釣糸や漁網などの開発。
また、京都工芸繊維大学および近畿大学と共同して、高機能性バイオマスフィラーの開発を実施中
・プラスチック成形加工学会で、技術の一部を紹介(発表)

インタビュー②:「取り組んだことでよかったことや成果などきかせてください」
従来のバイオマスを原料とするプラスチック材料は雑貨などの製品化が主でありましたが、樹脂と木粉の界面の接着性の改善などの新技術の開発により工業製品にまで適応出来る。さらにこれに難燃性、導電性などの機能を付与できることが分かりました。また、従来の釣り糸、漁網などは、ナイロン・テトロン・ポリエチレンなど生分解性のない糸で作られていたので、切れたときなどは、浮遊したりして鳥や魚、海洋生物などが食べて死んでいるケースも多々あります。
インタビュー③:「現在の問題点と今後の画題や展望などおきかせください」
今後は、私達が開発した技術を本当に使用してもらえるように、導入実績を増やすことと、このノウハウと技術をパッケージ化にして、各企業などに提供して行きたいと考えています。現在、特許、実用新案などを申請予定です。

インタビュー④:「CSRについての考え方にまたは、未来の子供たちに残せるもの、残したいものなど、代表者または担当者からのメッセージ」
地球環境にやさしいプラスチックを提供して行きたい。そして人類にとって大切な自然環境を汚さない仕組みをつくりたいと考えています。
インタビュー⑥:「その他、伝えたいことおきかせください」
1万年の歴史のなかで、人類は様々な材料を活用して生活してきました。具体的には石器・土器に始まって・硝子・鉄・紙などが重要な材料でした。プラスチックを最近の100年間に開発された新しい材料で便利さを追求して膨大な量が使われていますが、今後は少しでも地球環境を良くするツールを作っていきましょう。
